こんなところに気をつけたい! 飲食店のデザイン


あえて見せる内装にする

飲食店を出店するにあたり、大切なことはいくつかあります。料理の質や価格設定がその一例です。これらに勝るとも劣らない大切なポイントが内装です。お客さんが店内に1歩入ったときから店の演出が始まっていて、料理の味にも影響します。仮に低価格をアピールする飲食店だとしても、内装はどうでもいいとはいえません。価格設定に沿った適切な内装を施さなければ、長期の経営は難しくなります。しかし、出店費用をなかなか工面できずに悩む経営者がいるのも実情です。いたずらに借金を増やすわけにもいきません。そんなときは、厨房をあえて見せる設計にするのも選択肢のひとつです。厨房を客から見える設計にすると内装工事費をやや抑えられるだけでなく、調理の様子をひとつのエンターテインメントとして提供することもできます。ただしこの場合、厨房の清掃を厳重に行う必要があるので気は抜けません。

せまい店の内装はどうする?

出店費用や物件確保の問題で、かなりせまい物件で飲食店を運営しなければいけない場合があります。せまい店でも利益を出すのは不可能ではありませんが、どのような内装を設計したらよいのでしょうか。店舗面積がせまいほど工夫の余地が少なくなりますが、カウンター席のみの場合でもカウンターの高さを絶妙に調節することで客の利便性(食べやすさ)を損なわない工夫はできます。また、メニュー表を工夫して表現すると店の個性が引き立ちます。せまい店ほど店主の存在感が目立つので、店主自身が看板のような意味を持つと考えましょう。料理の質や価格が大切なのはもちろんですが、店員の所作や口調が客の目につきやすいのはせまい店ならではのポイントです。

店舗デザインは利用者が入りやすくなるようなものに決めましょう。リピーターを増やせれば売上を伸ばすことにも繋がり効果を出せます。